PCO(Pest Control Operation)

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現在、ペストコントロール(衛星害虫獣防除)の主な対象となるチャバネゴキブリ・クマ鼠は元来、我が国の原種ではなく、南半球を発端とする諸外国との交易によって、国内各港から全国に分布したものといわれております。
中世欧州で致死率90%超過するペスト菌伝染で、約2500万人が犠牲となった事はよく知られていますが、近年(明治時代)にも中国大陸から貿易によるペスト感染が国内で懸念され、北里研究所で有名な北里博士の指揮の下、内務省衛生局は内務省令として猫を天敵とした(生物額的防除)保菌媒介者:鼠の徹底駆除を実施し、これにより爆発的な感染を最小限に食い止めた史実があります。
ゴキブリに関しては起源約2~3億年前から存在しているといわれており、とりわけ人類の比ではありません。様々な病原菌を保有し媒介する生物であり、塩分以外は殆どの物(食性は水分腐敗物、排泄物)を食しますので、当然の如く第1級の衛星害虫となります。
飲食施設での主要細菌による集団食中毒事故や病院・福祉施設での病院感染(MRSA)の事例は、全世界で後を絶たない現在、更なる多様な新型感染症ウイルス(鳥インフルエンザウイルス、西ナイルウイルス、新型肺炎SARSウイルス他)の出現によりゴキブリ・鼠ともに媒介者となる危惧があります。
またここ数年、以前は民家等でしか見られなかった飛来型ゴキブリの都市部における繁殖も、ヒートアイランド・地球温暖化現象の影響ともいわれております。
先進国の中で、最も遅れているといわれている我が国のペストコントロールは今後、必然的需要が拡大し発展を遂げるものと思われます。


高病原性トリインフルエンザウイルスは
現在WHOで一番注視されいる


蚊が媒介する西ナイルウイルスの
2005年感染は全米42州で記録された

ゴキブリ目
全世界で約3500種が確認されており、我が国では約52種が生息しているといわれています。個体起源が古く、又低コストで大量繁殖できる事から重要実験生物として、世界中の生物系研究機関・大学などで常時飼育されています。
ペストコントロールの対象として1番多く、特にチャバネゴキブリ科は早く大量に繁殖し又、屋内に高密度に営巣する事が問題となります。数ミリ単位の隙間を好んで入り込む習性から発生の初期段階は、店舗等の複雑構造では見る事ができないでしょう。
この事から施設側任意での防除依頼がある時期には、末期的な生息数となる事が多く、その是正のため当社では常時、個体目視皆無となるPCO管理型オペレーションをお客様にご提案しています。



表面上には見えない潜在的な個体群の例

ハエ目
ハエ目・ハエ亜目・環縫短角群・ハエ目に属するもの総称で我が国だけで60科。そこに属する3000種近く存在し、カ科に属する12属約100種が存在します。
個体起源は1億7千万年前ジュラ紀の化石から確認されています。カ科は過去国内ではマラリア・日本脳炎・デング熱他、最近では米国の西ナイルウイルスの媒介で、死亡者700名以上(2005年統計)の被害があり深刻な問題です。 
現在のペストコントロール対象としては浄化槽に営巣するハエ目が中心となります。発生源を特化しない限り、一時的な対処に終始しています。
どのような施設環境であってもこれを調査する事が正当法であり、施工プランの基軸としなければなりません。各施設によって様々な諸問題がありますが、できるだけ調査してみるべきでしょう。



表面上には見えない潜在的な個体群の例

鼠目
鼠目・鼠科に属する種として全世界約1130種の内、我が国では18種が生息しているといわれています。鼠目は言わずと知れた哺乳類であり、起源は哺乳類分化の時代が原形と言えるでしょう。
現在、全哺乳類中(約4600種)で最も繁殖している種と言われています。殆どが夜行性であり、よく人間が寝ている間に食料を盗む事(寝盗み)が名の由来となっているようです。齧歯類であり、食性以外でものを齧る習性をもちます。 (前歯は齧る行為によってすり減らさない限り口に食べ物を運ばなくなり、餓死する事となる。)ペストコントロール対象となる種は、およそ3種(クマ・ドブ・ハツカ)家鼠類と呼ばれ、人間の施設に侵入します。
昨今、一番の問題となっているクマ鼠は、他種に比べ警戒心が大変強い事と施設侵入後定着、住み着いてしまう(営巣)習性を持ちます。運動能力も高く、立体的に活動する事が得意で天井裏等に巣を設けます。
本来、夜行性である事を踏まえ、その警戒心からやはり初期段階では個体を見る事は難しいでしょう。しかし食材の被害又、数分でも侵入があれば生態上、糞の痕跡が確認できるはずです。
鼠族防除の場合、この時点での対処が重要であり中途半端な対応で個体がその環境を学習する逆効果を生み出します。
鼠個体目視皆無となる施工プランは調査段階で建築構造から確認する必要があります。施設構造によっては防除結果に条件をつけさせていただく場合もあり、大変難しい対象目です。当社では正当法プラン(基本軸)を提示させていただいた上で様々なオペレーションをご用意いしております。


高質量高密度の集中捕獲作業

隅々に行き渡った侵入口遮断
(防鼠工事)

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